スペシャリストとして、新しいケアのかたちを

認定看護師になることは、私にとって大きな一歩でした。
当時の職場には、キャリアアップを目指す多くの仲間や先輩がいて、さまざまな分野での挑戦が身近にありました。
それぞれの道を歩む姿を見て、私も「やってみよう」と思えるようになったのです。
恵まれた環境の中で、この挑戦を決意できたことは、私にとって大きな原動力になりました。

資格認定制度が始まり、職場の理解と応援を得て、勇気を出して一歩を踏み出しました。
取得後は、自分の成長だけでなく、新たな看護領域の価値が社会に認知されていく過程にも関わることができました。
今は、自分の学びを現場で伝え、チームで共有することで、ケアの質を高めるお手伝いをしています。

もちろん、壁にぶつかることもあります。
けれども、そのたびに支えてくれる人たちの存在に励まされながら、乗り越えてきました。
これからも、必要なケアを届けるために、学びと実践を重ねていきたいと思っています。